小さな感謝の風景に思う

Filed under Diary, Gourmet, Opinion

残業を終えてもまだ明るい帰り道。夏至近くということもあって日が長いです。
元町に着いたくらいがちょうど日没後。そろそろビールのシーズンなのでビアガーデンで日没なんてのもなかなか気持ちよさそう。

さて、今日もいつものごとく元町下車のやよい軒でしたが、時間帯にしては比較的空いた店内での風景から一つ。

いつもこの時間帯だと、オッサンリーマン&1人暮らし男子大学生中心で相席テーブルもモッサリしているのですが、今日は比較的空いていて、女性客もちらほら。相席テーブル向かいには少し若いくらいのOL風の女性が独り、やや周りを警戒しながら食事中でした。

普段オッサン&野郎に占拠されているので、独りで入店とはなかなか度胸あるなと感心しながら、オーダーが出てくる間ちらちら様子を伺っていたのですが、なんとも上品な箸使いでちびちびと食されているではありませんか。主に定食がメインのメニュー(お変わり自由)のお店だし、普段はオッサンのガツガツ感に満たされているのでそんな姿が余計に気になってしまいました。実は知らないところでおかわりし放題なのかもしれませんが・・・まぁ、それは知る由もありません。

やがてその女性は食べ終わり、席を立つ直前でした。

「ごちそうさまでした」

その女性は手を合わせて、食べ終わった配膳に向かって軽くお辞儀、そして彼女に意識の向いていない店員に向かってはっきりと感謝の言葉を述べたのでした。

やよい軒は前払いの食券制なので、食べ終わった後のお会計がありません。ほとんどの客はおかわりするだけして、食べ終わったら何事もなかったようにそのまま席を立ち店を出てしまうのです。自分も店のシステムに流されてかオッサンよろしくそのまま立ち去るようになっていたのでした。

食券システムで高回転率化した殺伐とした店内。入店し、切符を買い、席を占領し、出てくる食事を淡々と食べ、食べ終わるやいなや席を立ち店を出て行く。普段のモッサリした店内では朝の通勤ラッシュさながら。これでは食への感謝も薄くなってしまいがちなのかもしれません。

小さなことですが、そんな空間でも自然と感謝を体現できる彼女には大変感心。背筋を伸ばされる思いがしました。
でもって、非常に新鮮で清清しい想いに駆られ、普段とは違う書き口でまじめに、敬意をもってエントリしてみました。

まぁでも、それだけっちゃそれだけなんですけどね・・・

feedpath Rabbit Tags: , , ,   generated by feedpath Rabbit

Post a Comment

Your email is never published nor shared.